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​[熊本]に届け!城ヨガ

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熊本地震で被災した
熊本城の支援を目的としたヨガプロジェクト
​ヨガエイド

このプロジェクトについて

震災以降、熊本への被災地支援の輪が拡がっています。
阪神大震災や東日本の震災の経験を受け、被災地支援の活動も体系化され、これまでよりも活発化しているように感じます。

そこでヨガ業界でできることは何かと考え、
被災者支援というキーワードよりも、被災地の心のシンボルを輝かせる事にフォーカスしてみました。

「熊本城の再建にヨガ業界で寄与しよう!」

ヨガをみんなで一緒にすることが、再建につながるストーリー。
城を再建するというシンボリックなテーマだからこそ城でヨガをしよう。
ぜひみなさんのヨガの参加で、何年かかるかわかりませんが城の再建に寄与しましょう

- ヨガエイド熊本城実行委員会 -

被災地熊本と呼ばれ始めもうすぐ3年という月日が経とうとしています。不安な毎日を思い出したくなく震災の傷を補い前に進むことばかりを考えていたある日、SNSで「しなのの城ヨガ」を目にしました。城ヨガに関しては熊本城でも開催されましたがその後気にも留めずただ復興のことばかりが頭に残る日々。熊本のシンボルである熊本城が元気に戻ることが熊本県民への励ましでもある。遠く離れた長野県からこんなにたくさんの皆様の応援と寄付がYOGAを通じて寄せられていたことで私たち被災地熊本のこの熊本城から、現在の状況や感謝を応援くださっている皆様にお返事しなくてはいけないんじゃないか。
その思いが今回の城ヨガへ導いてくれました。

しなのの城ヨガ より

2016年4月14日21時26分以降に発生し続けた熊本地震は最大深度7を記録、3日間で余震含め430回以上の揺れが観測されました。

熊本県、大分県に甚大な被害を与え、未だ仮設住宅で生活を余儀なくなれている方も多くいらっしゃいます。

そしてこの地震で熊本城も被災しました。

その被害は少なくとも6か所の石垣が崩れ、重要文化財である長塀が約100メートルにわたって倒壊、天守や櫓の屋根瓦や鯱も落下したと報告されています。

本震以降も発生した相次ぐ揺れもあり、結果、総修復費用は600億円以上、城のシンボルでもある天守は3年、そして全体すべての復旧に約20年かかると発表されています。

 

>>>熊本城被害詳細

 

まずは城のシンボルである天守閣の復旧を…とすすめられている作業は完成予定を2020年としています。

天守閣は大天守よりも小天守のほうが被害大きく、とくに損傷が激しい内部の修理は、また地震があるかもしれない、台風が、大雨が、といった不安と焦りの中、困難を極めています。

現代の建築技術ならもっと迅速に作業できるのではないか、そういった声もある中、復旧にあたり熊本県民が選んだ道はこの時代に困難であっても「可能な限り昔と同じ工法で」というものでした。

全国から今では数少ない石工をはじめとした職人が集められ、手間と時間をかけて作業は進められています。

それと同時に国内で唯一災害によって甚大な被害を受けた「城」として、最新の耐震技術をとりいれて復旧するという新しい試みもまた行われています。

ひとりひとりの「自分にできることがあれば」という小さなの想いが集まって、しなのの城ヨガはスタートしましたが、「なぜ熊本城だったのか?」と問われれば、その時、きっかけをいただいたのがたまたま「熊本に届け!城ヨガ」プロジェクトだった、という答えしかありません。

始めてみれば思ってもいなかったたくさんの方のサポートをいただくことができました。

熊本城のこと、熊本地震のこと、ニュースで見るだけでなく、自分から進んで情報を集めはじめました。

熊本地震だけでなく、各地の震災にも以前よりずっと意識が向けられるようになりました。

震災などなければいいけれど、この地球上に住んでいる限り避けられないのだとしたら、こんな形で生まれる「縁」もあっていいのかもしれない、と思いました。

 

城ヨガを始めて以来、「熊本に特別な関係がある方が(実行委員に)いらっしゃるんですか?」とよく聞かれます。

「しなのの城ヨガ」に参加してくださった皆さんが、私たちと同じく、開催していなかった、参加していなかった時よりちょっとでも熊本城のこと、震災のことを考える、そんな「縁」をつくることがこのイベントの意義なのでしょう。

身体を動かして、呼吸をして、笑って、そして遠く離れている熊本城を、今日もまた復旧しようと必死にがんばっている人たちのことに思いを馳せる、そんな風に楽しんでいただければとさらに強く願います。

 

清正公が築き、戦乱の世、徳川の時代の終わり、国外へ開かれる国、激動の昭和、そして災害…熊本の、日本の人の営みをずっと見守ってきた熊本城。

いつかこのお城が元の雄大な姿を取り戻した時、震災という大きな悲しみもまた乗り越えて進んでいくという人間の強さを熊本県民だけでなく、わたしたちもまた、目の当たりにすることができるのではないかと感じています。

20年後、熊本城とともに私たちはどうなっているのか…楽しみになってきました。

 

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